東京の屋形船に乗ろう! | 公式予約サイト
2010.01.10
平成18年5月、東京都は、首都直下型地震が発生した場合、公共交通機関の運行停止により都内に滞留する帰宅困難者が約329万人発生すると発表しています。 周知の通り、首都圏下には、東京都下あるいは他県からの就業者、通学者も多く、交通の寸断による混乱は必至です。 屋形船には、厨房、トイレが設備されており、飲料水も確保され、収容人数も一隻あたり数10人から100人ほどとなっております。 私ども屋形船東京都協同組合は、加盟する船宿の総屋形船数120隻を有し、その輸送力は、緊急時、お役に立てるものと自負しております。これらを使い、災害時帰宅困難者の「川渡し」のみならず、各行政機関(警察庁、消防庁等)の指揮人員の速やかな輸送や医療団体、ボランティア団体の搬送、あるいは、けが人や急病人の川沿いの病院への搬送等、また、その居住性をいかし、一時的な避難所としての利用も可能だと考えております。 今後は、他の組合との連携を図り、東京都の要請があれば、災害訓練活動にも積極的に参加していくことを企図しております。